植木屋1年生

48歳で植木屋になりました


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今週 26日(月)から S温泉の年間管理をはじめました
例年 1月中旬に手入れしていますが、今年は旅館の都合で2月末になってしまいました
(2回目は5月末~、3回目は9月末~の約1週間)
この時期 マツの古葉とりが主な作業です

同業の方や弊社から独立した職人さんなど いつもとちがうメンバーで協業します
色々な情報交換や 先輩職人さんから 色々教わることができ 貴重な期間です

大まかには中庭を独立した複数の建物(客室)囲む配置になっていて
中庭はプライベートゾーン・・
中庭は お客様のチェックアウト~チェックインまでの時間しか入れません
チェックアウト完了は だいたい11頃。チェックインは2時頃
12時から昼休みをとってしまうと 中庭が2時間しかできないので
昼休みは2時~にスライドして中庭が続けて作業できるようにしています

中庭のマツを手入れしていると 食害されているマツ・・観察するとハバチの幼虫の様です
家に帰ってから調べると

マツノクロホシハバチ Diprion nipponicus マツハバチ科 でした


例年より遅い時期でしたので、これを発見できたかもしれません・・
今年の啓蟄は3月6日です。寒い寒いと思っていても もう虫は活動をはじめているのですね
(幼虫もマユ内で越冬するそうです。成虫に孵る時、もう一度マユをつくるそうです!)


マツハバチ科という科があるんだと感心

マツノキハバチ Neodiprion sertifera マツノミドリハバチ 
Nesodiprion japonicaなど
このマツノクロホシハバチの学名は「nipponicus」 マツノミドリハバチは「japonica」
学名って良くわかっていませんが、おもしろいですね

少しそれますが・・
幼虫・・イモムシ(芋虫)の形態をみると似ていますが
ハチ、ガ、甲虫など孵ると成虫は違った形態
・・このイモムシの形態って環境に適しているんだろうなと感心

興味は尽きません

(作業が終わったら 薬剤散布必要かな?)





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学名
学名の命名法は、それぞれの学会で決まっていますが、概ね、以下の通り。
・その種の属する属名の性(男、女、共通)に従った語尾変化をする。
・その属内で種小名の重複は許されない

ぐらいが、共通ルールでしょうか。
しばしば、間違った命名とかもありますが、論文が出されない限り、勝手に変えることはできません。
意味はかなりテキトーなので、まぁ、酷いのもありますね。
[ 2018/02/28 13:27 ] [ 編集 ]
Re: 学名
Sekizukaさん いつもありがとうございます。早速 属内の種小名・・ってなんだ?とわからないことだらけですw。たぶん一番最初に学名を知る機会になった トキ( Nipponia nippon)はどうなの?なんて思いました。(私の頃 小学校の教科書に トキの話がありました)
[ 2018/03/06 07:19 ] [ 編集 ]
Nipponia nipponはNipponiaが属名で nipponが種小名、両方合わせて種名です。
Nipponia は女性っぽいですが、nipponは違うような(w
トキの分布を考えると、如何なものか、、、って学名の代表かも。
[ 2018/03/12 10:39 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
Sekizukaさん いつもコメントありがとうございます。属名 種小名 種名の関連 わかりました!

[ 2018/03/15 07:10 ] [ 編集 ]
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プロフィール

小林光次

Author:小林光次
2023年4月23日ホームページのブログと同じものを こちらでも見られるようにします
(2022年6月21日 ホームページができました)
2010年3月 26年間の会社員生活に区切りをつけ三島市に戻り、造園業の経営引継ぎを目標に修行中・・61歳の記録です

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