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今週 26日(月)から S温泉の年間管理をはじめました
例年 1月中旬に手入れしていますが、今年は旅館の都合で2月末になってしまいました
(2回目は5月末~、3回目は9月末~の約1週間)
この時期 マツの古葉とりが主な作業です
同業の方や弊社から独立した職人さんなど いつもとちがうメンバーで協業します
色々な情報交換や 先輩職人さんから 色々教わることができ 貴重な期間です
大まかには中庭を独立した複数の建物(客室)囲む配置になっていて
中庭はプライベートゾーン・・
中庭は お客様のチェックアウト~チェックインまでの時間しか入れません
チェックアウト完了は だいたい11頃。チェックインは2時頃
12時から昼休みをとってしまうと 中庭が2時間しかできないので
昼休みは2時~にスライドして中庭が続けて作業できるようにしています
中庭のマツを手入れしていると 食害されているマツ・・観察するとハバチの幼虫の様です
家に帰ってから調べると
マツノクロホシハバチ Diprion nipponicus マツハバチ科 でした
例年より遅い時期でしたので、これを発見できたかもしれません・・
今年の啓蟄は3月6日です。寒い寒いと思っていても もう虫は活動をはじめているのですね
(幼虫もマユ内で越冬するそうです。成虫に孵る時、もう一度マユをつくるそうです!)
マツハバチ科という科があるんだと感心
マツノキハバチ Neodiprion sertifera マツノミドリハバチ Nesodiprion japonicaなど
このマツノクロホシハバチの学名は「nipponicus」 マツノミドリハバチは「japonica」
学名って良くわかっていませんが、おもしろいですね
少しそれますが・・
幼虫・・イモムシ(芋虫)の形態をみると似ていますが
ハチ、ガ、甲虫など孵ると成虫は違った形態
・・このイモムシの形態って環境に適しているんだろうなと感心
興味は尽きません(作業が終わったら 薬剤散布必要かな?)
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・その種の属する属名の性(男、女、共通)に従った語尾変化をする。
・その属内で種小名の重複は許されない
ぐらいが、共通ルールでしょうか。
しばしば、間違った命名とかもありますが、論文が出されない限り、勝手に変えることはできません。
意味はかなりテキトーなので、まぁ、酷いのもありますね。